大谷中学校の男子バスケットボール部が、6月1日と8日に行われた県大会で初優勝した。同部顧問で監督の階本健二教諭は「昨年、県準優勝だった先輩たちの背中を見て育ってきた選手たち。練習の成果を発揮した大会だった」と振り返った。
県内を8地域に分け、各ブロック上位2校のみが出場できる同大会。勝ち上がってきた強豪16校による、トーナメント戦が繰り広げられ、栄冠を競った。大谷中男子バスケ部は昨年大会で準優勝を果たし、代替わりしたメンバーも新人戦県3位の成績を収めるほど、実力をつけ注目チームのひとつとなっている。同大会へは地区予選の県央ブロックを2位で通過し、出場権を得ていた。
スタイルを貫く
「走って勝つ」というチームコンセプトのもと、練習を重ねてきた同部だが、大会初戦は緊張が見られ、シュートが入らず、流れを掴めない苦しい展開に。それでも持ち前の運動量で挽回し、接戦をものにした。続く2回戦は階本教諭が「大谷中のイメージ通りに戦えた」と振り返る試合ぶりで、得点をきっちりと重ねるとともに相手の攻めをしっかりと抑え、圧勝。準決勝は、前半に16点差の大幅リードをつける余裕の試合運びに見えたが、大谷中の点取り屋でエースの吉野瑠希選手が、ファウルが重なり退場寸前となる”ファウルトラブル”になると、相手の追い上げにあい、点差を縮められたが、前半奪った大量得点が効き、逃げ切り勝ちで辛勝を収めた。
迎えた決勝の相手は同じ県央地区の厚木中。県優勝と同時に、予選でのリベンジをかけて、選手たちは気迫のこもったプレーを見せた。後半残り4分まで僅差で負けていたが、試合終盤に足が止まってきた厚木に対して、走り抜くスタイルで体力を磨いてきた差が勝敗を分け、大谷中に軍配が上がった。
同部の濱部陽平部長は「苦しい場面もあったけれど、チームコンセプトとして練習してきた事が上手くいった大会だった。3年生は中学生最後となる夏の大会に向け、自分たちに何が足りていないかを理解し徹底的に練習していくのと、チーム内でコミュニケーションを図りながら、一丸となって頑張っていきたい」と先を見据えた。
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