携帯電話の周辺機器やドライブレコーダーなどを製造販売する海老名市中新田の株式会社オウルテック(東海林(とうかいりん)春男社長)が11日、市に使い捨てマスクを30万枚寄贈した。マスクを受け取った内野優市長は「全世帯に配布したい」と述べ、準備を始めた。
海老名市はこのマスクを医療機関や介護施設に配り、海老名市内の約5万8千世帯に3枚程度のマスクを配布する。早ければきょう15日にも配布を始めたい考え。
マスクを寄贈したオウルテックは、中国で新型コロナウイルスが流行した今年1月から2月にかけて、日本国内で調達した数万枚のマスクを中国の関連会社に寄贈。3月に入り国内のマスクが不足するなか、中国の取り引き先を通じてマスクの手配が可能になった。
東海林社長は「市内にある会社として出来ることを考え寄贈を決めた。市役所ならマスクが不足している場所へ適切に配分してくれると信頼している」と話した。
同社は海老名市の他にも、近隣の大和市や座間市、綾瀬市などにそれぞれ20万枚のマスクを寄贈している。
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