海老名・座間・綾瀬版
公開：2024年2月29日
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開会中の綾瀬市議会（古市正議長）定例会に、道の駅整備事業の推進を求める陳情が提出された。提出者は綾瀬市工業団体連合会（丸山裕司会長）＝２月28日起稿。
道の駅整備は今夏に任期満了を迎える古塩市政２期目の目玉政策のひとつ。２０２１年３月の綾瀬スマートインターチェンジ開通を見据え20年に基本設計を終えたが、用地取得に向けた地質調査で埋設物が見つかり昨年１月に新たな候補地を選定。24年度は当初予算案に用地取得に向けた測量を計上している。
同事業を巡っては23年３月議会で、議会への十分な説明や関係者との対話、交通安全対策を求める附帯決議を全会一致で可決。昨年12月には綾瀬市園芸協会（田中浩一会長）が推進を求める陳情を議会に提出したが、経済建設常任委員会（笠間功治委員長）は継続審査とした。
昨年の農業団体に続き今回は工業団体からも推進を求める声が出た。
陳情の審査は３月４日の同常任委員会で行われるが、12月の継続審査が優先されるため、その結論と同じ扱いとなる。
同様の陳情は別の住民団体も提出を予定していたが、途中で断念した経緯もある。整備中止を求める陳情は出ていない。
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