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公開日:2025.08.01
カプセルトイで教育支援
座間市で設置 収益寄付へ
座間市の魅力を形にしたカプセルトイを販売する準備が進んでいる。9月に市内の児童・生徒から市の「地元自慢」を募集、そのアイデアを形にして1個500円で販売し、売上の20%を市の教育に寄付する計画だ。
企画を提案したのは、一般社団法人教育DX協議会(会長・山西潤一富山大学名誉教授)。市内小中学校のパソコン用アプリや情報モラルに関する授業支援を手掛ける(株)教育ネット(本社・横浜市)が理事を務める。
同協議会はこれまで富山県滑川市で、地元の小学生のアイデアをもとに名物のホタルイカをモチーフにしたフィギュア風カプセルトイを開発。同市内で販売してきた。
座間市では同法人と教育委員会が協力し、学校で使うアプリを通じて9月に「地元自慢コンテスト」を開く。子ども目線での座間の魅力を募集し、写真やイラストを含む投稿をもとに、新しいカプセルトイを開発する予定だ。
まずは市内の3カ所で販売
商品の製造に市内事業者も参画する構想もある。7月28日に相武台地区で開かれたキックオフミーティングには、工場や就学継続支援事業所の関係者なども参加。カプセルトイの試作品として、市のキャラクター「ざまりん」の樹脂製人形やキーホルダーなども持ち寄った。カプセルトイの販売機は11月頃をめどに市内の店舗3カ所に置き、その後も設置店を増やす方針。
市は「地域とともに取り組む教育」も掲げており、教育を支援したい人や商品に興味がある人に買ってもらい、地元の教育に寄与してもらう形を目指す。
ミーティングに参加した佐藤弥斗市長は「教育面でも財源は課題。カプセルトイを通じて大人と子どもと新たな絆が生まれれば」とコメント。教育ネットの大笹いづみ氏は「いつかは市外にも販売機を設置して、グッズを通じて市のPRにつなげられれば」と語った。
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