海老名・座間・綾瀬 文化
公開日:2025.08.29
史跡に響く和の音色
国分囃子保存会
海老名市国分南の史跡相模国分寺跡で8月23日に相模国分寺盆踊りが開かれ、地元で活動する「国分囃子保存会」(飯田英榮会長)が七重の塔の基壇で囃子を演奏した。
国分の囃子は旧国分村の伝統芸能として、江戸時代から現在まで継承されており、歴史的な価値が評価され、市教育委員会の無形民俗文化財にも指定されている。
当日は、5歳から83歳と幅広い世代からなる保存会の会員16人が、横笛の音色に合わせて代わるがわる太鼓を叩き、日ごろの練習の成果を披露した。時おり、鐘や拍子木、掛け声なども聞こえ、祭りを盛り上げた。
飯田会長は「国分を象徴する場所である国分寺跡で演奏することができて嬉しい。特に、子どもたちにはとても良い経験になったと思う」と感想を話した。
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