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海老名・座間・綾瀬 スポーツトップニュース

公開日:2025.09.19

星野 大空(つばさ)さん里 心汰(れんた)さん
ボクシングで全国制覇
海老名から王者が2人

  • サンドバッグをパンチする星野さん(左)と里さん

 日本プロボクシング協会主催の「第7回ジュニアチャンピオンズリーグ」の決勝戦が9月7日、東京都の後楽園ホールで開かれ、海老名市在住の星野大空さん(社家小4年)と里心汰さん(県立有馬高校1年)が王座に輝いた。

 同大会は東日本と西日本に別れ予選を行い、各勝者による決勝戦で日本一を決める形式。「10歳以下」から「18歳以下」までの階級別の計172人が熱戦を繰り広げた。

 星野さんと里さんは、ともに厚木市のT & Tボクシングジムに所属。5月から7月に行われた東日本予選を勝ち抜き、決勝戦に駒を進めた。

連覇を達成

 星野さんは10歳以下の27・5キロ級に出場。対戦相手は星野さんより身長が高く、間合いを取られる展開が続いた。その中でも星野さんは接近戦に持ち込み、左右のパンチを組み合わせ効果的にポイントを獲得し、判定で勝利。昨年も同年代の同階級で優勝しており、連覇を成し遂げた。

 星野さんがボクシングを始めたのは昨年4月。小学1年から通うキックボクシングのコーチの勧めで始めた。レスリングにも取り組み、3競技を横断し週7日、練習に向き合う。

 優勝という結果に対し、「嬉しかった」と喜ぶ一方、「もっと強くなりたい」とも語り、高みを目指す決意を示した。

けが乗り越えKO

 里さんは18歳以下の62

・3キロ級に出場。第1ラウンドは互いに様子を伺う展開になるも、里さんが終盤に相手をコーナーに追い込み連打し、ダウンを奪った。第2ラウンドでは相手の攻勢を受けるも、かわして右のパンチを打ち込み、2度目のダウンを獲得。テクニカルノックアウトとなり、勝利を収めた。

 里さんがボクシングを始めたのは中学1年から。5歳から空手をやっていたが、実際に相手と打ち合うボクシングのとりことなり、高校入学後にはボクシングに専念するようになった。

 2年前には右ひじの骨折と靭帯損傷を併発し、以降1年間は左手のみで練習することなったが、「左のパンチが強化された」と胸を張る。今も時おり痛むも、テーピングを巻きリングに立つ。週に3回、プロ選手と試合形式での練習に取り組んでおり、「普段の練習が生きた。自信を持って戦えた」と振り返った。

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