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海老名・座間・綾瀬 スポーツトップニュース

公開日:2025.10.17

綾瀬市セブンシー
全日本で5連覇
深谷上の工業団地に拠点

  • 坂井監督(右から3人目)と尾野選手(手前)、長年チームの要を務めるチーフエンジリアの藤沢裕一さん(左端)

 綾瀬市深谷上を拠点に活動するロードレースのチーム「7C(セブンシー)」の尾野弘樹選手が10月4・5日に岡山国際サーキットで開かれた全日本ロードレース選手権第6戦で1位となり、チームとしても5年連続となるシリーズチャンピオンとなった。

 同チームは30年ほど前に坂井信人代表(深谷南在住)が立ち上げ、現在はレース活動とともに綾瀬工業団地内でオートバイや自動車部品の製造などを手がけている。7Cの由来は「チャレンジ」「クレバー」などの頭文字。2008年に全日本大会で初のチャンピオンとなり、海外レースにも参戦した。ロードレースの世界では育てた複数の選手が世界選手権に羽ばたいており、名門チームとして知られる。

 250ccのオートバイによるJ―GP3クラスには尾野選手(奈良県出身)と池上聖竜選手(埼玉県出身)が出場、ベテランの尾野選手が第2戦で2位となり、第3・4・5・6戦と続けて1位を獲得、10月26日の最終戦前に頂点を極めた。坂井代表は「5連覇を意識して、信頼できるスタッフたちが細かいセッティングなどを考えてくれた。尾野選手も万全の準備をして臨み、コーナーを早く走る技術なども向上している」と話す。また同チームは国内最高峰となるJSB1000クラスで、長島哲太選手(横須賀市出身)が初の表彰台となる3位を獲得した。

全国区の活躍も市内で知られず

 同チームはこの秋、綾瀬市の製造業が中心となって開催する「オープンファクトリー」にも参加、レース車両を展示して撮影スポットを設けるなど発信にも注力してきた。市内での認知度はまだまだといった状況だが、坂井監督は「綾瀬市民の方にもぜひ一度は生のレースを見てほしい」と話している。

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