2500人が初釣り楽しむ 相模川のアユ漁が解禁
アユ漁の解禁日となる6月1日、相模川流域では解禁を待ち望んだ約2500人の釣り人がアユ釣りを楽しんだ。
好天に恵まれたこの日、厚木市と海老名市を結ぶ相模大橋の近く、相模川に中津川と小鮎川が流れ込む三川合流点では、100人ほどが水面に釣り糸を垂らし、次々にアユを釣り上げていた。
解禁に向けて、厚木市三田の相模川漁業協同組合連合会(木藤照雄会長)では、春先から約10トン(約389万匹)の稚鮎を放流してきた。アユ漁の期間が終わるまでに追加で放流を行い、合わせて約14トン(約544万匹)が放流されるという。
夜明けと同時にアユ釣りを始めたという厚木市岡田在住の碓井政次さん(76歳)は「今日釣ったアユは、体長7〜8センチくらい。20〜30匹くらい釣れました。近所の方に差し上げたいと思います」と釣果を笑顔で振り返った。
相模川水系でのアユ釣りは10月中・下旬まで楽しめるという。
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