大山でデジタル掛け軸 大晦日から元旦にかけて下社で
大晦日の12月31日(火)から1月1日(祝)にかけて、大山の中腹に位置する大山阿夫利神社下社(目黒仁宮司)付近で、大山を光のデジタルアートで彩るイベント「デジタル掛け軸」が実施される。
「デジタル掛け軸」は、デジタルアーティストの長谷川章氏が考案したもので、約100万枚のデジタル画像を無作為に組み合わせ、建造物などに映し出すイベント。世界各国で開催されているほか、今年8月には神奈川県庁の本庁舎でも行われている。
大山のイベントは、県の新たな観光の核づくり事業に選ばれた「平成大山講プロジェクト」のキックオフイベント第2弾として行われる。当日は31日の午後11時半から11時45分を第一部、1日午前0時半から2時半までを第二部として、阿夫利神社下社奥の木々をキャンバスにして、大山に幻想的なデジタルアートが映し出される。すでに長谷川氏による下見も行われ、幽玄な雰囲気と自然を気に入っているという。
主催する大山観光振興会の目黒仁会長は「大山は霊山であり、観光や登山にも多くの方に訪れていただいています。今回のデジタル掛け軸が大山を改めて知ってもらえるきっかけになれば」と話す。
問い合わせは伊勢原市役所/【電話】0463・94・4711商工観光振興課。
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