伊勢原版 掲載号:2014年3月21日号 エリアトップへ

3月3日に伊勢原市の青少年善行表彰で個人表彰を受けた 石川 歩美さん 大山出身 24歳

掲載号:2014年3月21日号

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「全力」が放つ輝き

 ○…伊勢原市内の中高生が主体のボランティア団体「伊勢原ジュニアリーダーズクラブ」に中学1年生から所属。社会人となった現在も同クラブに残り、シニアリーダーとして後進の指導にあたる。こうした活動が評価され、このほど今年度の青少年善行表彰の青少年指導部門で個人表彰を受けた。さっそく実家の母や近所の人からも電話が相次いだ。「まさか表彰されるなんて」と喜びを表現する。

 〇…白根に生まれ、3歳の時に大山へ移り住んだ。小学生のころは水泳が得意なスポーツ少女。山王中に進学後、父の勧めでジュニアリーダーズクラブに入った。祭りの手伝いや防犯啓発など多くのボランティアに参加し、高校2年生の時にはクラブの会長も務めた。「自分ではなく相手のためを考える」姿勢はクラブ活動を通じて身に付いたようだ。高校卒業後は「人の心に寄り添う看護師になろう」と、専門学校に進んだ。

 〇…現在は平塚市内の病院に勤務。主に終末期医療における緩和ケアの一環「看取り」に携わっている。看取りとは、残された時間を充実して過ごしてもらおうという取り組みをさす。「温泉が好きな患者さんには入浴剤を混ぜたお湯を病室にお持ちしました」。それまでふさぎがちだった患者は湯に足をつけて喜び「また温泉に行こう」と笑顔をみせてくれたという。「患者さんや家族の方に寄り添い、自分ができることを精いっぱいに。少しでも心を癒せる看護師でありたい」。命の現場で日々、笑顔とやりがいを持って働いている。

 〇…趣味は料理。十八番のロールキャベツ、パスタは職場仲間からも好評だ。一方、スポーツも貴重なリフレッシュの時間。この冬もたびたび新潟を訪れ、スノーボードを楽しんだ。「仕事などで忙しかったり大変というのはきっと皆同じ。そこを言い訳にせずこれからも仕事とプライベートの両方を全力で頑張っていきたいですね」。真っ直ぐな瞳を輝かせた。

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