今年度の県民功労者表彰の授賞式が7月6日、県庁本庁舎で行われた。伊勢原市からは市商工会長の東井克夫さん(79歳/東大竹)と、元民生委員児童委員の亀井きよ子さん(74歳/伊勢原)がそれぞれ受賞した。同賞は県の最高表彰の一つ。今年は「社会福祉」「保健衛生」「産業・経済」「教育・文化」「生活環境」の5分野で42人が受賞した。
県民功労者表彰は、永年さまざまな活動を通じて地域に貢献し、業績を残した人に贈られる。表彰は毎年行われ、今年で68回目。授賞式では、黒岩祐治知事が受賞者に表彰状を手渡した。式の会場で東井さんと亀井さんは、伊勢原市民として受けた栄誉を互いに喜び合った。
「チャレンジを忘れずに」
「産業・経済」分野での受賞となった東井さんは、千代田工業株式会社(白根/従業員30人)の創業者。半世紀以上にわたり板金加工業に従事したほか、市商工会長など経済団体の要職を歴任するなど商工業の発展と地域経済の活性化に努めてきた。
商工会長の職は今年で4年目を迎えた。5月の総会では「チャレンジなくして成長なし」を旗印に掲げ、地域経済の発展に努めていく決意を表明した。
今回の受賞について「うれしいですが、感動よりも緊張の方が強かった」と東井さん。今後については「感謝の気持ちを持ちながら、これからもチャレンジを忘れずに実践を続けていきたい」と抱負を語った。
「健康第一で」
「社会福祉」の分野で受賞した亀井さんは、民生委員児童委員を7期21年務めた。心がけたのは「とにかく皆さんの声を聞き、よく話し合う」という姿勢。常に笑顔を絶やさず地域の見守りや声かけを続け、地域福祉の向上に貢献した。
一方、国際ソロプチミスト伊勢原のメンバーとして15年にわたり奉仕活動にも従事。2010年には高齢者を対象にしたミニサロン「ウェルかめ」を設立。シティプラザでお話し会や音楽会、警察官を招いての防犯講習などを開いている。
今回の受賞については「うれしいですが、自分で良いのかというのが本音」と亀井さん。今後は「健康第一で活動を続けていければ」と話した。
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