まちの魅力を発信する取り組み「シティプロモーション」のロゴマークが、12月下旬に決まった(=写真)。デザインは県のシルエットに伊勢原の「伊」が書かれ、ご当地を代表する大山、大山こま、梨、とうふが描かれる。キャッチコピーの「なかなか」は「県のほぼ真ん中」、「いいなか」は「都会がうらやむ”いい田舎”」を意味している。
市広報広聴課によると、伊勢原市の人口は2012年に初めて減少し、22年には9万7千人程度になることが予測されているという。
人口減少によるまちの活力減退、ひいてはまちの消滅を防ごうと、市は多くの人や企業などに選ばれるまちづくりの一環として、シティプロモーション活動に力を入れている。市公式キャラクター「クルリン」のゆるキャラグランプリ参戦や、映画・テレビのロケ誘致を目指す「いせはらフィルムコミッション」の支援などはその具体例。
ロゴマーク策定にあたっては広告代理店の(株)小田急エージェンシーが作成した5案が市民に示され、市内の中学・高校、市役所、公民館、市ホームページなどで投票が行われた。
投票総数は6600票を超え、採用作品は全体の26%にあたる1721票を集めた。さらに中学、高校では5作品のなかでそれぞれ最多得票を記録するなど10代から高い支持を受けた。
その一方で、「いなか」というキャッチコピーに不快感を示す声もある。「地元で生活していることに誇りを持っているが、そこを『田舎』と呼ばれるのはちょっと」と話すのは大山在住の60代男性。
こうした声に「自然が豊かな伊勢原、魅力あふれる伊勢原という意味合いをお伝えしていければ」と同課担当者。市では今後、ロゴマークを各種イベントやグッズ、広報など印刷物に活用し、周知を図っていく。
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