伊勢原 トップニュース社会
公開日:2016.10.21
いせはらフィルムコミッション
1年で15本の撮影を誘致
知名度向上・経済効果も
ロケ地紹介をはじめ、映画やドラマの撮影支援を行う「いせはらフィルムコミッション」(目黒仁会長)が設立から1年を迎える。この1年、市内では数多くの撮影が行われ、シティプロモーションにも寄与してきた。
映画やドラマなどのロケ誘致による市内活性化と、シティプロモーションの強化をめざして昨年10月に発足した「いせはらフィルムコミッション」。
これまでの撮影実績はテレビドラマ9本、CM4本、バラエティ1本、海外メディア1本の計15本。またTBSドラマ「神の舌を持つ男」では、市公式イメージキャラクターのクルリンも登場するなど、シティプロモーションの面からも順調なスタートとなった。同会によると、都心から近く、制作会社からも好評で問い合わせも多いという。
ロケ誘致による施設使用料はもちろん、1年間で市内に発注されたロケ弁当の数は数千個にのぼる。同会では「多少の経済効果も出ているのでは」と分析する。
求む協力者
同会のホームページ(http://fc.isehara.biz/)で募集する市民エキストラには、20代から60代の女性を中心に約200人の登録があるものの、撮影のリクエストに応えるには、まだまだ不足な状態だ。
また、撮影などに帯同するボランティアの数も不足しているという。ロケ地交渉やエキストラの調整など、現場を担当する柏木貞俊さんは「おかげさまで1年間で多くの撮影が行われました。しかしながら、現在のスタッフ数では対応が厳しい状態。今後はフィルムコミッションの活動を周知し、協力者を増やしていきたい」と話した。
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