市内西富岡にある伊勢原市総合運動公園体育館内の大体育室が、床面の改修工事を行うため、12月から利用が休止となる。大体育室休止期間中も、館内の小体育室や武道場、トレーニングルームは通常通り使用が可能。工事の終了は2017年3月末が予定されている。
同体育館は1988年、総合運動公園と同時に完成。市民の健康増進やスポーツ振興の場として幅広く利用されている。
利用休止となる大体育室は、広さ2100平方メートルでバスケットボールやフットサルのコートは3面分、卓球なら25面とることができる市内一の大規模な運動施設。スポーツ大会などの使用も多く、昨年は年間でおよそ6万人の利用があった。
大体育室は、建物の調査を行った2013年頃から工事の必要性が指摘されていた。2年前には崩落の危険を回避するため、天井の改修工事を実施。ささくれやグラつきなど経年劣化により目立っていた床の傷みも改修しようと、年間の中で比較的利用人数の少ない12月から3月にかけての床改修工事に、このほど踏み切ることとなった。
総合運動公園の指定管理者”元気な伊勢原づくり”共同事業体では、定期的に利用をしている団体には昨年秋頃から利用休止の呼びかけを開始し、今年9月からは貼り紙などでも周知。10月から受付け予定だった休止となる12月分の一般利用予約では、今のところ混乱は起きていないという。
同団体では「工事期間も、小体育室や武道場は通常通り利用できます。ご理解・ご協力をお願いします」と話す。利用が再開される2017年4月からの一般予約は2月から受付け予定。
また、同団体が管理する市ノ坪公園テニスコートも12月5日から1月13日まで、修繕工事のため利用が休止となる。
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