東海大学湘南学生会の会長に就任した 柴田 怜那さん 伊勢原在住 20歳
好奇心が活動の源
○…２万人以上の学生が通う東海大学湘南校舎。学生と大学側を繋ぐ架け橋となる学生会の学生会長に就任した。「委員会や有志団体と協力して、みんなが喜んでもらえる企画をしていきたい」と笑顔で話す。掲げた学生会テーマは『全力』。建学祭などのイベント、学業はもちろん「見た目は入りづらい学生会のドアですが、気軽に開けてください。学生生活の悩みや心配事もお気軽にどうぞ」と、相談も全力でサポートする。
○…伊勢原生まれ。伊勢原小を卒業し、都内の中高一貫校へ。「興味のあること、やりたいと思ったことは何でも手を出してみる性格です」と笑う。そんな好奇心を満たしてくれたのが、県内屈指のマンモス校・東海大学。知人に誘われて１年のときに学生会の扉を叩いた。当時の会長らとの交流の中から魅力を感じ、その中に飛び込んでいったという。２年生で会長補佐、３年生で学生選挙を経て会長へ。学生会の活動を通じて「様々な分野のスペシャリストに出会えました。その人脈は宝です」と、これまでの大学生活を振り返る。
○…「真面目なイメージのある学生会ですが、メンバーは同じ大学生。キチッとやるけど、発想はコミカルで楽しい」という。今は新入生へのオリエンテーションなどで大忙し。これが終われば、一大イベント建学祭の準備と息つく間もなく業務が続く。「忙しいけど充実しています。学生みんなに喜んでもらえれば嬉しい」と微笑んだ。
○…高校時代から理科部で天文を学ぶ筋金入りの天文好き。愛用の一眼レフで星の写真を撮ることもあるという。今年で建学75周年を迎える同大。会長として様々なイベントをはじめ、学生会の活動周知に力を入れていきたい考えだ。「学生会を知ってもらいたい。興味のある方はぜひ来てください。そして、もっと多くの学生と話をしたい」。好奇心を源に学生会長として、ひとりの学生として大学生生活を「全力」で過ごす。
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