「平成29年度神奈川県畜産環境コンクール」(主催/神奈川県畜産経営環境保全総合対策指導協議会)の結果がこのほど発表され、伊勢原市西富岡の有限会社原牧場(原一郎代表)が最優秀賞(県知事賞)を初受賞した。1月22日にはオークラフロンティアホテル海老名で表彰式が開催された。
県畜産環境コンクールは畜舎や周辺の環境美化・衛生向上に対する取り組み、工夫を評価し、畜産への理解を深め畜産関係者へ意識啓発することを目的に2013年度から開催されている。今回で5回目の開催。
コンクールは畜産関係者ら10人の審査員によって審査が行われる。乳牛・肉牛・養豚・養鶏の4部門あり「畜舎周辺の環境美化」「畜舎等の衛生対策」「資源循環の実施状況」「特色のある取り組み」の4項目で審査。
今年度は湘南や県央など県内5つの地区から214戸の畜産農家が参加して審査が行われた。
衛生面など高評価
原牧場はブランド牛「阿夫利牛」を生産する肉牛農家で、現在約130頭を飼育している。昨年度まで同コンクールで2年連続優秀賞を受賞。今回念願の最優秀賞に輝いた。
県畜産課によると原牧場は、堆肥舎と飼育衛生管理区域内とを区別するなど、農場内外の衛生管理を徹底している点や、市内16の稲作農家と連携して堆肥と飼料の稲わらを交換する「耕畜連携」を実践している点などが評価されたという。
受賞を受け息子の原一将さん(38歳)は「牛が住みやすい環境づくりのため、掃除や衛生面などは徹底して行っている。(今回の受賞は)普段からやっていることが認められ非常に光栄。来年以降も入賞できるようこれからも努力していく」と感想を述べた。
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