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伊勢原 トップニュース経済

公開日:2019.03.01

新東名IC
名称は「伊勢原大山」
2019年度中に供用開始

  • 建設が進む新東名高速道路の伊勢原大山IC周辺=2019年1月撮影(中日本高速道路(株)提供)

 市内上粕屋で建設が進む新東名高速道路の(仮称)伊勢原北インターチェンジ(IC)の正式名称が、伊勢原大山ICに決定したことが分かった。2月19日に中日本高速道路(株)と伊勢原市が発表した。同ICの供用開始は2019年度中を予定している。

 伊勢原大山ICは産業能率大学湘南キャンパスの北側に建設中。伊勢原の新たな玄関口として、大山や日向方面など市内観光エリアへのアクセス拠点としての役割が期待される。大山観光振興会の目黒仁会長(大山阿夫利神社宮司)は、「丸3年以上、行政や地元諸団体と連携して名称に『大山』を入れてもらう要望活動を行ってきた。念願が叶って嬉しい」と話す。

 また、同IC周辺では、産業用地の創出をめざし、地元組織(土地区画整理組合設立準備委員会)を中心にまちづくりの検討を進めている。

伊勢原JCT17日に供用開始

 さらに、市内東富岡に建設中のジャンクション(JCT)名が、伊勢原JCTに決まったことが同日発表された。新東名厚木南IC〜伊勢原JCT間の約4Kmは、3月17日(日)午後3時に開通を予定する。

 中日本高速道路(株)は「東名高速道路と新東名のダブルネットワーク形成で、渋滞の緩和が期待される」と開通の効果を説明。17日には開通記念式典も予定しているという。

 なお、伊勢原JCTでは、今回開通区間(新東名)から東名・東京方面(上り)への利用、東名・東京方面(下り)から今回開通区間への利用ができないので注意が必要だ。

 高山松太郎伊勢原市長は「待望の新東名ICの名称決定、JCTの開通を大変嬉しく思う。市としても企業誘致や大山などの魅力を生かした観光振興などの取組みをさらに進めてまいります」とコメントした。

 新東名は、海老名南JCT〜豊田東JCT間、約253Kmを結ぶ。これまでに海老名南JCT〜厚木南IC間(約2Km)、御殿場JCT〜豊田東JCT間(約200Km)が開通している。全線開通は2020年度中の予定。

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