いせはら観光ボランティアガイド&ウォーク協会(三上利栄会長・会員160人)が、和英共用のガイドブック「相模大山」をこのほど刊行した。5月15日には同会の総会が行われ、総会後に刊行を祝う会が催された。
「相模大山」は、同協会の元会長である宮崎武雄さんが2004年に発行した手作りガイドブック「相模大山〜大山今昔史跡巡り」をベースに製作。今回のガイドブックはA5版・165頁仕様で2000冊を製作した。
大山門前町の入り口である鳥居前バス停から頂上の阿夫利神社本社までのほか、大山に繋がる日向地区など6つの章からなり、英語頁と日本語頁が左右見開きになっている。
2015年にミシュラン・グリーンガイドジャポンで「大山阿夫利神社からの眺望」が2つ星を獲得したほか、2016年には「大山詣り」が日本遺産に登録され、外国人観光客が増加している大山。そうした中、同協会は市観光協会と連携して大山インフォメーションセンターで年間50日、観光ボランティアに協力。約1000人の外国人観光客に応対する中で「協会独自のガイドブックが欲しい」との声が上がったため、2年前に宮崎さんのガイドブックの英訳企画をスタート。市内在住で通訳案内業の石井久恵さんに英訳を依頼、文化庁の補助金を活用し、今年3月末に完成した。
大山の旅館などに配布
でき上がったガイドブックは非売品で、外国人観光客の案内などに活用できるよう、観光案内所や大山の旅館に配布する。ほかにも市立図書館や市内の小・中・高校などにも配布する予定だという。三上会長は「ふるさと伊勢原のPRのために活用していきたい。地元の皆さんにも活用していただければ」とあいさつした。
翻訳した石井さんは「固有名詞を英訳するのに苦労した。ネイティブの友人に意味が通じるかチェックしてもらっているので我ながら良くできたのでは」と話した。宮崎さんは「40代の頃、大山に関する資料を集めて、10年かけてガイドブックを出版した。今回、協会や関係者の皆のおかげで和英共用のガイドブックができ上がりうれしい」と感謝を表していた。
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