夏休み伊勢原おやこ絵画・習字教室を20年にわたって開催している 柳川 勉さん 東大竹在住 62歳
子どもの笑顔が原動力
○…伊勢原の子どもたちに絵画や書道に触れてもらおうと立ちあげた「ラブ・ジ・アース21伊勢原」。8月4日(日)、25日(日)に親子で参加できる絵画・習字教室を中央公民館で開催する。「私たちが毎年秋に開催する児童作品展への出品に向けた教室。美術や書道に触れる良い機会なので、多くの子どもたちに遊びに来て欲しい」と参加を呼び掛ける。
○…大阪出身。少年時代からモノ作りが好きだった。「空き缶で洗濯装置をつくるような友人がいて、その影響で理科が好きになった。ほかの教科は嫌いでしたけどね」と笑う。レーザーに興味を持ち、応用物理を学ぶため大阪府立大学に進学。大学院にも進み研究を重ね、修了後NTTに就職。通信用の半導体レーザーを使った周波数の安定化の研究に従事してきた。プライベートでは生体が放つ光を独自に研究している。「人間は病気をすると光るんです。知らなかったでしょ」と満面の笑みを浮かべる。
○…「本物の芸術を知っている人に悪い人はいない」という、岡田茂吉氏(MOA美術館創立者)の言葉に感銘を受け、自身も絵を描くことが好きだったことから、ラブ・ジ・アース21伊勢原を26年前に立ち上げた。同年、MOA美術館伊勢原児童作品展を開催。20年ほど前から絵画・習字教室を始めた。「自分の子はもちろん、伊勢原の子どもたちに、素直で良い子に育って欲しいという思いで妻と始めたんです」と当時を振り返る。
○…現在茨城県に単身赴任中。毎週末、3時間かけて自宅に戻る。今は8月の絵画・習字教室で子どもたちに会うのが楽しみだ。「絵画・習字教室や児童作品展を心待ちにしてくれる人がいる。必要とされているうちは続けたい。子どもの笑顔が活動の原動力です」と嬉しそうに話した。
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