県内はもとより、日本各地に大きな被害をもたらした台風19号。伊勢原市は市内の被害状況などについて、10月16日に第1報(15日午後5時時点)を発表した。
市危機管理課によると、伊勢原市内の最大瞬間風速は28・0m、(12日午後7時46分観測)、総雨量は大山で401・5mmを記録。時間最大雨量は39・5mm(12日午後8時20分観測)を観測した。
市内の被害状況は、民有地で土砂堆積2件、大田地区で屋根の一部が破損したなど住家被害2件、農業施設被害13件、その他2件。
停電被害は大山や日向地区で約1600軒、日向地区の一部では断水被害も発生した。公共施設では下水道施設被害5件、公園被害(倒木など)25件、法面崩落1件、道路崩落1件、その他道路施設8件、農道・林道・用水路など8件、学校施設6件、集会所など2件となっている。
避難所開設
12日午前6時、市は台風の接近に伴い伊勢原中学校など8カ所に避難所を開設。自主避難を呼びかけた。同日午後1時30分には、市内に流れる歌川が氾濫の恐れがある水位に達したことから、下糟屋(506世帯・1197人)、上谷(47世帯・146人)、下谷(372世帯・1041人)、小稲葉(893世帯・2336人)に全員避難を呼びかける「警戒レベル4避難勧告」を発令。午後4時15分には市内全域の4万5520世帯・10万2137人に対して「警戒レベル4避難指示(緊急)」を発令した。
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