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公開日:2026.03.07

開成町役場庁舎
いじめ反対で巨大ハート
1675枚のメッセージ

  • 「いじめ反対。開成町」と呼び掛ける職員ら

    「いじめ反対。開成町」と呼び掛ける職員ら

 2月下旬、開成町役場庁舎の壁面ガラスに突如として登場した巨大なハート(天地約3・5m)。落ち着いた庁舎内で温かな存在感を放つピンクの壁は、訪れる人々の視線をくぎ付けにする。近寄り目を凝らすと書かれていたのは「いじめ反対」のメッセージだ。

 これまで開成町は、各学校単位でいじめ防止の啓発活動を行ってきた。しかし、学校だけでなく地域全体での取り組みに発展させたいという山神裕町長の思いもあり、今年は町を挙げて、いじめ反対の世界的なキャンペーンである「ピンクシャツデー」に取り組むことになったという。

 ピンクシャツデーは、2007年にカナダの学生から始まった、いじめ反対運動のこと。ピンクのシャツを着て登校したことで男子学生がいじめを受けたと知った他の多くの学生が、翌日周囲に呼びかけてピンクのシャツを着て登校。学校中がピンクで染まり、いじめをとめたという実話から始まった。2月の最終水曜日がピンクシャツデーとされ、町職員らは2月中旬からTシャツを着用するなどして機運を高めていた。

 町取り組みの目玉がこのハート。町内全小中学校と職員ら1675人のいじめ反対の決意を書いたピンクTシャツ型シールでかたどった。町職員は参加型にしたことで「反対の意思を胸に刻む機会になったのでは」と話す。山神町長は「ここにハートがあることで、『何だろう』と思ってもらえる。そして、意味に気づいてもらえる。それがまず一歩」と話している。ハート掲示は3月20日(金)まで。

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