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公開日:2019.12.13
新東名 3千人が歩く
来年3月までにIC開設
中日本高速道路(株)が建設を進めている、新東名高速道路の伊勢原大山インターチェンジ(IC)から伊勢原ジャンクション(JCT)間で12月7日、開通前の道路を歩く「新東名いせはらウォーク」が行われ、約3000人が参加した。
いせはらウォークは、伊勢原市が主催。新たな玄関口の開設を祝おうと、定員を大きく超える5000人近くの市民から応募があった。
ICの料金所近くで行われた開会式には、舘大樹議長や衆議院議員の義家弘介氏と後藤祐一氏、渡辺紀之県議らの来賓が出席。あいさつに立った、高山松太郎市長は参加者を前に「伊勢原が歴史的な1ページを飾る日。大いに思い出を作って頂いて、楽しんでもらえれば」などと話した。
集まった市民らは午前9時30分ごろ、高山市長の号砲を合図にウォーキングを開始。ICからJCT間の往復約4・6Kmのコースを写真を撮影したりしながら、思い思いに歩いて楽しんだ。
また、この日は創作和太鼓グループ楽鼓のウエルカム演奏や、地元の「阿夫利睦」による安全を祈願した御輿渡御なども行われ、イベントに花を添えた。
伊勢原市観光協会会長で、大山観光振興会会長の目黒仁さん(大山阿夫利神社宮司)は「改めて大山の景色の良さを再認識した。新しい人にも大山に来て頂いて、良さを知ってほしい。開通が待ち遠しい」と話した。
新東名は海老名南JCTから豊田東JCT間、約253Kmを結ぶ。伊勢原大山ICから伊勢原JCT間は、年内に開通する予定だったが、台風19号による建設資材の調達遅れが原因で、来年3月までに延期された。中日本高速道路(株)によると、2023年度までに全線開通する予定。
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