伊勢原市は2月22日、3月8日(日)に予定されていた「第35回記念大山登山マラソン大会」の中止を発表した。大会が中止されるのは、2011年の東日本大震災以来、2度目。
新型コロナウイルスの感染拡大から、全国でイベントが中止される中、市は同大会実行委員会(高山松太郎大会会長)を22日に招集。協議の結果、「新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、大会会場の状況などを踏まえ、感染予防の十分な対策が図れないことや、ウイルス収束の目途が立たないことなどから、開催を中止する」と発表した。
35回記念だった同大会。ゲストランナーには、モデル活動のほか、トライアスロンの優勝経験もある道端カレンさんをはじめ、2004年のベルリンマラソンで、当時日本最高記録で優勝した渋井陽子さんらが参加を予定していた。
実行委員会事務局の市スポーツ課・杉山秀久課長は「多くのゲストランナーを迎えての記念大会だったので残念。参加者からは何とか実施をとの声があったが、予防対策が十分に整わない中での感染拡大を避けるため中止とした」と話した。
また竜神通りで大会の歓迎イベントを開催してきた駅前中央商店会の佐野治之会長は「残念だが、仕方ない。ランナーの皆さんが楽しみにしてくれているので、来年は今年の分も盛り上げたい」と話した。
実行委員会によれば、参加費は申込規約内に「疾病等による中止の場合、参加料の返金は一切行いません」と明記していることから、返金せず、参加賞のオリジナルバッグを参加予定選手全員に郵送するという。
予定ランナーは昨年より440人多い、2781人がエントリーしていた(ゲストランナー除く)。
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