伊勢原 社会
公開日：2020.03.13
地元愛好家らが芝桜植栽
今年のまつりは中止に
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芝桜を植栽する上谷芝桜愛好会の会員ら
市内上谷の渋田川沿いの河畔で３月７日、芝桜の植栽と草とりが行われた。「かながわの花の名所１００選」に選ばれている同所の芝桜。見ごろを迎える４月には伊勢原の風物詩として毎年多くの来場者でにぎわう。
50年ほど前から地元住民らが始めた植栽。芝桜はオフシーズンの草取り作業が欠かせず、地元住民によるボランティア・上谷芝桜愛好会（亀井隆会長・66）を中心に年間を通じて手入れを行っている。また近年は市内の学校や企業、市民団体も植栽に参加するなど、地域が一体となって維持管理に努めている。
例年50人ほどが植栽に参加しているが、この日は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、同愛好会の会員と市職員ら20人ほどで作業。草取りやごみ拾いの後、約３５００株の芝桜を植えた。
また毎年４月に開催している渋田川河畔の「芝桜まつり」は、コロナウイルス感染症拡大防止のため中止に。亀井会長は「まつりを中止にしたのは残念だが、多くのみなさんに芝桜を楽しんで頂けたら。来年のためにも手入れは怠らないようにしていく」と話していた。市商工観光課によると、まつりの中止に伴い、臨時駐車場の開設やシャトルバスの運行は行わないという。
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