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伊勢原市元助役 前田さんに瑞宝双光章 高齢者叙勲を伝達

社会

掲載号:2020年3月20日号

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高齢者叙勲を受章した前田さん(左から3番目)と高山市長、家族ら
高齢者叙勲を受章した前田さん(左から3番目)と高山市長、家族ら

 伊勢原市の助役を1期4年務めた前田廣治さん(88)がこのほど、高齢者叙勲(瑞宝双光章)を受章した。伝達式が3月17日、高森の前田さん宅で行われ、高山松太郎市長から前田さんに勲章が贈られた。

 高齢者叙勲は、功労者に対し年齢88歳に達した機会に勲章が授与されるもの。1973年6月以降、毎月1日付けで実施している。

 前田さんは1932年、北海道生まれ。56年3月に、宇都宮大学農学部農業工学科を卒業。同年、成瀬村土地改良区に就職した。58年に伊勢原町役場に奉職後も、耕地整理(区画整理)の事業を長い間担当してきた。「終戦から変化の大きい時代だった。地域の協力を得て、米を作りながら田んぼの耕地整理を行ったことが、印象に残っている」と話す。

 74年には伊勢原市建設部国県道整備促進事務所長に就任。以来、建設部長、都市整備部長、経済部長、土地開発公社理事兼経済環境部長などを歴任し、道路や都市計画、経済など、基盤づくりに取り組んだ。

 92年に定年退職し、同年12月に市の助役に就任。堀江侃市長時代に、1期4年間、助役として支えた。

モットーは虚心坦懐

 17日の伝達式には、前田さんと妻の恂子さん(85)をはじめ、東京都内に住む娘の佐藤敦子さん(46)、孫の楽さん(13)、奏太さん(10)も駆けつけて受章を祝った。高山市長は「前田さんは伊勢原を作ってくれた人。本当に良かった。おめでとうございます」と声をかけた。

 前田さんは「虚心坦懐をモットーに、みんなと一緒に仲良く仕事をすることを心がけてきた」という。叙勲を受けて、「家族をはじめ地域の皆さんに温かく支えられて、長生きすることができた。叙勲を受けられたのは、家族や地域のおかげ。とても感謝している」と話した。

義家ひろゆき

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