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公開日:2020.05.08

子育て世代をサポート
支援センター始動

  • 子育て支援課内に開設されたセンター

 伊勢原市子育て世代包括支援センターが、4月1日に市子育て支援課内に開設され1カ月が経過した。妊産婦や乳幼児の健康の保持・増進を図るため、保健師や栄養士などの専門職が妊娠期から子育て期にわたり、切れ目のない支援を提供することが目的。(4月30日起稿)

 子育て世代包括支援センターは、2016年6月に閣議決定された「ニッポン一億総活躍プラン」で、2020年度末までに全国展開を目指している、子育て世代をサポートする機関。

 伊勢原市でも安全・安心して子育てができるようセンターを開設した。

 健康診査や相談、教室などの母子保健事業の推進を中心に、同事業を「見える化」した同センター。妊娠・出産から産後、子育て期間にわたり保健師や助産師、栄養士などの専門職が必要な情報提供や相談に応じる。また支援を通じて、それぞれの妊婦や子ども、家庭に寄り添い、関連する子育て支援や福祉機関とも連携し、総合的なサポートにつなげる窓口になった。

 市子育て支援課の担当者によれば、窓口で保育所の入所などの相談があった場合も、関連部署に速やかにつなぐことができ、ワンストップサービスの役割も担えるという。

 支援の対象は、市内在住の妊産婦や乳幼児とその家族。市子育て支援課に相談窓口としての拠点を置き、母親・父親教室など関係する事業については公民館などの公共施設で実施する。

 具体的な支援は、「妊娠期」「出産・産後期」「子育て期」のライフステージに応じ、不妊症・不育症治療費の助成や母子・父子健康手帳の交付、未熟児養育医療費の助成、産前・産後サポート事業や乳幼児健診の実施、育児教室、小児疾患講座の開催などを行う。

 市子育て支援課の担当者は「お母さんやお子さんの心身の健康、子育てに関する悩み事などあればお気軽にご相談下さい。各種教室などを行いながらセンターの周知をしていければ」と話す。

 問合せは同センター【電話】0463・94・4637(市子育て支援課母子保健係内)へ。

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