伊勢原市消防本部と横浜市消防局による山岳救助合同訓練が10月6日、日向地内仁ヶ久保林道沿いと、成城学園伊勢原総合グラウンド(西富岡)で行われた。
山間部での事故や災害発生時の救助体制を強化することなどが目的の同訓練。伊勢原市消防本部から32人、横浜市消防局から9人が参加した。
訓練は、日向地区の山中で男性2人がマウンテンバイクで走行中に1人が滑落、もう一人が救助を要請後に滑落して動けなくなってしまったことを想定。現場に到着した伊勢原市消防本部の隊員が、神奈川県下消防相互応援協定に基づき、横浜市消防局に出動を要請。現地に到着した横浜市消防局のヘリコプターに要救助者を収容後、成城学園伊勢原総合グラウンドに搬送した。
伊勢原市消防本部の担当者は「毎年行っている山岳救助合同訓練。他の消防と連携を図るとともに、経験の浅い若い隊員の訓練にも役立っている」と話している。
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