伊勢原市は、大山地区を中心に観光消費を促すキャンペーン、いせはらマイクロツーリズム推進事業を実施する。11月16日(月)から来年2月28日(日)までの平日、大山ケーブルカー往復乗車券を購入した神奈川県民に、キャンペーン参加店で使用できるクーポン券1千円分を配布。コロナ禍で落ち込む観光需要の早期回復や地域経済の活性化をめざす。
マイクロツーリズムとは、自宅から1〜2時間程度の近場への観光のこと。新型コロナウイルス感染症による外出自粛の影響で、観光需要が全国的に大きく減少している中、市内でも宿泊業や交通業、飲食業、物品販売業などに深刻な影響が生じていることから、市はマイクロツーリズムに着目。近場の魅力を見直し、楽しんでもらうことをコンセプトに、県民を対象としたキャンペーンを企画した。
対象となるのは、平日に大山ケーブル駅から阿夫利神社駅までの大山ケーブルカー往復乗車券を購入した県民。クーポン券は大人乗車券(1120円)購入で500円券が2枚、小児乗車券(560円)購入で500円券が1枚配布される。実施期間は11月16日(月)から来年2月28日(日)までの平日で、年末年始(12月29日から1月3日)を除く。
クーポン券は、3万2000枚を準備。昨年平日同時期の乗客数から試算し、大人1万6000人分を用意した。実施期間内であっても、無くなり次第配布は終了する。
クーポン券は市内52店舗(大山地区40店舗、日向地区8店舗、比々多地区3店舗、その他1店舗)で実施期間内に使用可能。飲食や土産物の買い物などで使用できる。
市商工観光課の小菅賢一課長は「Go Toトラベルや大山紅葉ライトアップの時期とも重なるので、この機会にたくさんの方に大山にお越し頂き、魅力に気付いて頂けたら」と話している。
(問)キャンペーン事務局【電話】050・6865・6666(11月2日(月)〜/平日8時半〜17時)
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