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伊勢原 人物風土記

公開日:2020.12.11

ピアニストとして演奏活動を行う
佐々木 光(ひかる)さん
大住台在住 30歳

気持ちを音楽に乗せて

 ○…ソロをはじめアンサンブルや伴奏など多彩な演奏活動を行うピアニスト。奥津国道美術館(秦野市)で開催されたミュージアムコンサートに出演するなど、地元でも精力的に活動の幅を広げる。10月に開催された若手演奏家の登竜門、大阪国際音楽コンクールでは、同じ門下の先輩とペアを組み、連弾部門で2位に次ぐエスポアール賞を受賞。「来年もチャレンジして、もっと良い賞をめざしたい。海外のアンサンブルコンクールにも挑戦したい」と話す。

 ○…平塚市で生まれ、育った。幼稚園にやってきた木琴の音楽隊に憧れ、「将来はピアニストになる」と、5歳から本格的にピアノを始めた。北鎌倉女子学園高等学校音楽科から桐朋学園大学音楽学部音楽学科ピアノ専攻へ進学。「素敵な先生に出会えて、音楽の楽しさを教わりました」と振り返る。

 ○…市内大住台の自宅の一室で、平日は1日に2〜3時間、コンサート前の休日は1日に8〜10時間は、ピアノと向き合う。「ピアノは私にとってパートナー。楽器というよりも一緒に居て支えてくれる存在」と語る。コロナ禍の前は、年間30以上のコンサートに出演していた。「聴きに来てくださる方の記憶に残るように。言葉では伝えきれない気持ちを、音楽に乗せて伝えられたらと思って演奏をしています」と目を細める。

 ○…大学4年生のときからピアノ講師も務め、現在は自宅と大村楽器開成センターでピアノの楽しさを教えている。これまでの指導人数は100人以上。心がけていることは、師でありながら、友だちのような感覚でのレッスンだという。これからの人生の目標について水を向けると「一生ピアノを続けていきたい。芯の強い女性になっていけたら」と語った。

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