「バイヤーズルーム」で審査員特別賞を受賞した自然薯家の代表を務める 中村 保仁(やすひと)さん 55歳
大山産自然薯を広めたい
○…市内三ノ宮の畑で自然薯を栽培する自然薯家の代表。このほど全国商工会連合会主催の特産品コンテスト「バイヤーズルーム」に出品した「自然薯パウダー」と「丹沢大山そば(自然薯入り)」が審査員特別賞を受賞した。「初めての参加で受賞できると思っていなかったので嬉しい」と笑顔で話す。
○…30代後半から自宅のベランダで家庭菜園を始めるが物足りなくなり、畑を借りて自然薯栽培を始めた。インターネットで検索し栽培方法を独学で身につけた。仕事の気分転換になればと始めた自然薯栽培。「当時は栽培方法が確立されていなく、自分で考えながら育てるのが楽しかった」と微笑む。週末は知り合いの農家を手伝いながら自然薯栽培に没頭。定年後自然薯農家に就こうと考えていたが、農家の仕事を知るにつれ、体力があるうちにやらなければと考え50歳で会社を退社した。自然薯栽培の場所を探してたどり着いたのが伊勢原。「大山の水や日当たりが良く、環境が最高だった」。
○…大学卒業後広告会社へ就職し28歳で結婚。それまではっきりした人生の目標がなかったが、子どもが生まれたことで考えが変わった。アナログからデジタルへ社会が移行する狭間、いち早くDTPエキスパート資格を独学で取得。そのスキルが買われて大手広告会社に転職を果たした。「この業界で働くからには日本で一番のところで働きたいと思った」と振り返る。
○…好きなことに没頭する性格で、のめり込むタイプ。釣りが好きだったことから1級船舶の免許も取るほど。「今は仕事が趣味。どうすれば良い自然薯ができるか考えるのが楽しい。大山産の自然薯を全国に広めていきたい」。横浜市保土ヶ谷区在住。
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