県が1月15日に発表した体育功労者。個人の部で伊勢原市からは、市体育協会副理事長や市剣道連盟の副会長を務める城所孝之さん(62)と、県フォークダンス連盟の会長を務める小鮒(こぶな)吉子さん(77)が受賞した。
体育功労者は県の体育・スポーツの振興に功績のあった個人および団体を表彰するもの。
今年は個人34人と7団体が選出された。表彰式は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため中止となった。
城所さん
城所さんは長年にわたり市剣道連盟の副会長などの要職に就き、連盟運営を推進。25歳から37年にわたり大田剣道教室の指導にあたり後進の育成に尽力しているほか、5年前からは市体育協会の副理事長として、スポーツ活動の振興を推進するなどの活動の功績が評価された。
伊勢原市出身の城所さん。中学生から剣道をはじめ、高校、大学を経て現在まで続けていて錬士7段。大田小学校の体育館で行っている剣道教室で、子どもたちに剣道の楽しさを伝えている。「剣道は相手を思いやる心、尊敬する心が大事。それを子どもたちにも伝えています」。受賞を受け「ありがたいこと。これまで剣道での表彰がないのでうれしい」と喜びを語った。
小鮒さん
小鮒さんは県フォークダンス連盟の副会長、理事長などを歴任。現在同連盟の会長として組織の発展に尽力する傍ら、市内のフォークダンスサークル山吹では、指導者として普及活動にも力を入れていることなどが評価された。
小田原市出身の小鮒さんは、結婚を機に伊勢原へ移り住んだ。32歳の時、市のフォークダンス初心者講習を受講したのがきっかけでフォークダンスの世界へ。「フォークダンスは頭と体を使うので健康寿命を伸ばすのに最適。体が触れ合うことで絆が生まれる。どこの国に行っても踊れるのが魅力」と話す。
受賞を受け「日ごろの活動が評価されてうれしい。もっと若い世代にフォークダンスの魅力を知ってもらえるよう周知活動を続けていきたい」と話した。
また同団体の部では伊勢原市から市剣道連盟が受賞している。
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