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伊勢原 社会

公開日:2021.02.05

体験通じ丹沢・大山の魅力発信
観光協会がツアー企画

  • 宿坊を見学する参加者ら

 伊勢原市観光協会が1月27日、28日に丹沢・大山国定公園で「避密の楽園 丹沢アドベンチャーツアー」を開催した。

 同ツアーは新型コロナウイルス感染症対策として国が実施している国立・国定公園への誘客の推進事業による補助金を活用したもの。

 新型コロナで影響を受けた地元観光事業者の雇用維持と地域活性化を目的に伊勢原、秦野、厚木の3市の観光協会と、登山アウトドア向けのwebサービスやスマホアプリを手掛ける(株)ヤマップが協働で企画。伊勢原市観光協会は丹沢・大山の魅力を詰め込んだ1泊2日の体験ツアーを企画した。秦野市観光協会では先行して10月に別のツアーを実施している。

 千葉県から4人が参加した同ツアー。伊勢原市観光協会の志村功事務局長らがガイドを担当し、初日は宿坊やこま参道を散策。大山阿夫利神社下社では納め太刀を奉納した。2日目は中津川や宮ケ瀬湖をeバイクでサイクリング。参加者の太田知奈美さん(27)は「大山は初めて。見過ごしてしまいそうな事や歴史の背景をガイドの方が教えてくれて楽しめた」と話した。今後は各観光協会が情報を共有し、一般に向けたツアーとして企画を進めていくという。

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