第27代伊勢原市議会議長に就任した 八島 満雄さん 石田在住 78歳
おごらず、謙虚に
○…5月17日に開かれた市議会臨時会で、指名推薦によって議長に選出された。任期は申し合わせにより2年間。「僭越ながら思わぬチャンスを頂いたと思っている。市民のためになるもの、住み良い伊勢原のためになるものを探し求め、しっかり議長職を務めたい」。課題として捉えているのは、市民と議会との距離感。3つある常任委員会の単位で、地域や市民の中に入っていって話題や課題を掘り下げていく体制づくりを計画している。「議員一丸となってワンチームで、市民との距離を縮めていきたい」と語る。
○…1943年、宮城県丸森町に生まれた。4人兄弟の次男。高校卒業後は、一度は就職するも、猛勉強して国立福島大学教育学部に入学した。卒業後は、神奈川県の公立学校教員として採用され、大和市内の小学校に赴任。定年退職するまで教頭や校長などを歴任した。
○…20代後半で伊勢原に住み始め、40代半ばから自治会活動に参加するように。定年後は、石田小学校下校パト隊や子ども会連絡協議会、民生委員などの活動を通して地域との関わりがより深くなっていった。地域で活動する仲間から声がかかり、市議選に立候補したのは6年前。「選んで頂いた人たちのために、住みやすい伊勢原にするため期待に応えないといけないと思った」と初当選を振り返る。
○…今でも登下校の児童見守りや、子安神社境内で日曜日に行うラジオ体操の指導員など、地域活動を大切にしている。「おごらず、謙虚に」が信条。「人に育てられている。一人では生きていけない」と語る。「お年寄りも若者も元気が出る、住んでいて良いなと思える伊勢原づくりのために全力を尽くしたい」と目を細めた。
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