伊勢原 人物風土記
公開日:2022.03.04
日本女子プロサッカー選手として、ノジマステラ神奈川相模原に入団した
齋藤 花菜さん
三ノ宮出身 18歳
勇気を与える選手に
○…日本女子プロサッカーリーグでプレーしたい、という目標を叶えた。山王中学校時代は、ノジマステラ神奈川相模原の下部組織、アヴェニーレでプレー。「高校を卒業したらまたノジマに戻ってプレーしたいと思っていたので、チームに入れて嬉しい。頑張りたい」と活躍を誓う。「できるだけ早く試合に出て、フォワードとして点を決めたりアシストしたり、チームに必要と思ってもらえる選手になりたい」と目標を語る。
○…2003年生まれ。5歳上の兄や友だちの影響で、比々多保育園の年中からサッカーを始めた。幼少のころから「明るく元気な子」。男の子と一緒に「戦隊ごっこ」をしたり、小学校の休み時間はサッカーをして過ごした。「自分で点を決めて試合に勝てた時が一番楽しい。支え合ってチームが一つにまとまっていくのがサッカーの魅力」と話す。
○…高校は全国大会の常連校、静岡県の藤枝順心高校に進学。親元を離れて寮で生活した。一番思い出に残っている試合は、2年生の時の全国大会決勝。チームの追加点を決めて大会連覇に貢献した試合だ。「左アキレス腱を怪我して、試合に出られるか分からなかったが、先輩たちから一緒に試合に出たいと言ってもらえたことが嬉しかった。気合で治して試合に出ました」と振り返る。
○…高校卒業を前にチームに合流し、選手寮での生活をスタートさせた。寮では自炊生活になるため、「料理を勉強したい」と話す。サッカーをしている中で大切にしている言葉は「勇気を与える選手」。高校1年生の時に3年生の先輩が贈ってくれた言葉。「応援しに来てくれる方々やチームメイトに勇気を与える選手になりたい。プロになっても同じ思いです」と前を見据えた。
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