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伊勢原 人物風土記

公開日:2022.05.20

いせはら観光ボランティアガイド&ウオーク協会の会長に就任した
鳥海 増雄さん
沼目在住 76歳

地元愛で市の魅力伝える

 ○…いせはら観光ボランティアガイド&ウオーク協会(通称/観ボラ)の総会が5月18日に開催され、新会長に就任した。1998年に県下で8番目に結成され、現在は30人ほどの役員を中心に150人超の会員が登録している。主な活動は会員が企画した市内外を巡るガイドウォーク、団体などから依頼されるガイド、紅葉や彼岸花などの季節に行うガイド、さらに案内役のガイドを養成する講座の開講など多岐にわたる。「今年1年、安全でけがのないように活動していく。多くの方に伊勢原を知ってもらいたい」と抱負を語る。

 ○…生まれも育ちも伊勢原。大田小、伊勢原中学校、秦野高校を経て旅行会社へ就職。添乗員や営業職などに従事してきた。「毎日に変化がある仕事をしたいと思っていた。修学旅行の添乗員を務めたおかげで、京都や奈良は得意になった。でも、学生時代にもっと歴史をきちんと学んでおけば良かったと後悔していた」とほほ笑む。

 ○…10年ほど前にガイドボランティア養成講座や、歴史解説アドバイザー講座を受講した後に観ボラに入会した。仕事で全国を飛び回ったが、地元の歴史などは全く知らないことに気が付いた。「地元をもっと知りたくなった。『お疲れ様、楽しかった、ありがとう』と喜んでもらえた時は嬉しい。ガイドをすることで自分の学びにも役立つんです」と笑う。

 ○…趣味は自宅近くで耕す家庭菜園。妻と一緒に季節ごとに旬の野菜を育てるのが楽しいという。「現役の頃は月に半分位、仕事で家を空けていた。その分のお詫びの気持ちもあってできるだけ一緒に畑に出かけたいと思っている。自分だけ好きなことやってると怒られそうで」と照れた様子で話した。

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