大山街道に新たな価値を見出し、「藍」でつながる新たな文化の発信と観光の一助となることを目的とした「新・大山街道プロジェクト」がスタートした。
同プロジェクト実行委員会は株式会社アートモリヤ(藤沢市)代表取締役で藍左師の守谷玲太氏を代表に同社の小沼慶多氏らによって立ち上げられ、賛同企業も増えているという。プロジェクトでは、大山街道と芸術やスポーツ、音楽を掛け合わせた新たな価値の創造、大山を文化の発信基地とすること、大山阿夫利神社と江島神社両詣りの文化の再構築、伊勢原と藤沢との繋がりを深め、新たな価値と観光資源等の創造、藍の文化の普及と国産藍の生産と消費、新たな観光資源として「AFURI BLUE(藍)」の展開などを目指す。
第1弾として9月11日、天然藍と現代左官を世界で初めて融合させた守谷代表の藍と左官の作品『深山蛇目』と『深山海藍』=写真=が阿夫利神社境内の茶寮石尊に奉納、神事が執り行われた。同プロジェクトでは今後、江の島での展示も予定しており「対の作品」とすることで新たな観光コンテンツの醸成を目指す。10月10日(月)にはスポーツを絡めた両詣りのイベントなども予定。
目黒仁宮司は「日本の文化的な素材を用いた作品には引き込まれるものがある。こうしたご縁をいただけて大変ありがたい」と述べた。守谷代表は「かつての両詣りなど、浮世絵の世界に観られるような人の動きが文化を作ってきた。現代で新しい人の流れや動きで新たな文化を作っていきたい」と語った。
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