市内東富岡在住の荒井千秋さん(72)がこのほど、県自然保護功労者表彰を受賞した。同表彰は、みどりの保全と創造、自然公園の保全、野生鳥獣の保護など良好な環境の確保やその普及啓発に努めた功績を称えるもの。
鳥獣に関する知識や経験に富み、地元の自然環境を熟知し、県の鳥獣保護管理員として10年にわたって活動している荒井さん。伊勢原市に3人いる管理員の一人として、市内の鳥獣保護区などの管理、特定猟具使用禁止区域を示す看板の維持管理、狩猟に関する取り締まりや指導など野生鳥獣の保護に熱心に活動してきた。また巡回における狩猟者、登山者への丁寧な案内、指導のほか、野生鳥獣生息調査などに取り組み、管理員の模範となっていることが今回の表彰につながった。
荒井さんは「自然環境を守ることの役に立てていることがやりがい。地道な活動だが評価されてうれしい。今後は次の世代の育成もしながらできる限り活動を続けていきたい」と喜びを語る。
県猟友会の伊勢原支部長
伊勢原銃砲安全協会の会長のほか、県猟友会伊勢原支部長も務める荒井さん。市内出身で、20歳の時に銃の免許を取得して以来、50年にわたって銃と関わってきた。東名高速道路の東側を主に担当し、定期的にパトロールを行っている。年に1度、全国一斉に行うカモの生態調査では、渋田川と歌川沿いで日の出とともに活動を開始。1匹1匹数を数え、写真におさめ、報告書を作成する。また猟友会としては、山を知らずに狩猟をする人に対して事故が起きないよう、注意喚起や取り締まりを行っているという。「ミカン園の近くで狩猟する人もいたほど。事故が起きないよう、取り締まりも続けていく」と力強く語った。
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