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伊勢原 人物風土記

公開日:2023.05.19

伊勢原市商工会青年部の部長に就任した
佐々木 大助さん
八幡台在住 37歳

攻めの姿勢で突き進む

 ○…「部長として何かを率先してやるというより、部員の皆の意見に耳を傾け、できないではなく、どうすればできるのか、意見を実現できるリーダーを目指す」と熱く語る。掲げたスローガンは「廻天の力」。困難な状況や衰えた勢いを一気に盛り返す大きな力という意味で、コロナ禍を乗り越え、勢いを増す青年部にしていく。

 ○…生まれも育ちも伊勢原。飲食業界を経て結婚を機に父親の佐々木空調設備(株)に。現在は代表取締役をつとめる。地元の先輩に「横の交流ができる」と誘われ青年部へ。はじめは乗り気ではなかったが大納涼祭りで会場委員長を任されたことが転機になった。周りからは不安視する声も聞こえてきたが、推薦してくれた人の顔に泥を塗るわけにいかないと全力で携わり、終わった後の達成感や皆との一体感を味わい、活動に意欲的になった。

 ○…趣味は14歳の時に始めたサーフィンのほか、車やバイク、キャンプ、読書と幅広い。サーフィンは愛娘と一緒に出掛けることも。好奇心旺盛で何事も「何でそうなるのか」が知りたくなってしまう。読書は漫画から心理学や行動経済学など様々。サーフィンでも「なぜボードはこの価格なのか、自分で作れないか」から始まり、自作するまでになっている。

 ○…任期中にやりたいことは、「まずは継続事業の見直し、より良いものにできるよういろいろな事を試す年になる」とほほ笑む。SNSを充実し若者世代へのPRや、知られていない伊勢原の魅力を子どもたちに伝えることなどを実践していく。「憧れの先輩のように人のために頭を下げられるリーダーになりたい。守りに入らず攻めの姿勢で臨む」。今の時代にあった新たな青年部の姿が見えているようだ。

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