伊勢原 トップニュース文化
公開日:2023.06.02
大山阿夫利神社
4年ぶり醸造安全祈願祭
酒類業界の隆盛発展を
大山阿夫利神社(目黒仁宮司)の社務局境内で5月21日、醸造の安全や酒類業界の隆盛発展を祈願する醸造安全祈願祭が4年ぶりに行われた。当日は県内酒販組合や支部の関係者ら100人以上が参加した。
大山阿夫利神社が司る大山祇大神(つみのおおかみ)は酒造の神である「酒解神(さけどけのかみ)」として知られており、1952(昭和27)年から酒祭を開催してきたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となっていた。これまでは一般参加者などの利酒会も行ってきたが、今回は関係者のみでの開催となった。
会場には関東一円の大山詣り信仰の地をはじめ、東北や新潟など東日本各地から約150蔵の酒が奉献された。本来は酒祭のために同神社神職が各地の酒造を巡っていたが、新型コロナの影響のため今回は各酒蔵から送ってもらったという。
会場では厳かな雰囲気の中、神事が執り行われ、祝詞奏上や酒販組合関係者らによる玉串奉奠などが行われた。
目黒宮司は「これまで国難というべき悪しき病のもと大変なご苦労をされたと思うが、業界のさらなる繁栄とお酒の穏やかな香りが続いていくことを願う」と述べた。
また、神事に先駆けて行われた清酒の部、ビールの部の利酒会では、廣田泰子さんに観光協会長賞、平本三義さんに金賞が送られた。参加者からは「なかなか難しいね」「どれも芳醇で素晴らしい香りと味。もうほろ酔い気分」などの声が聞かれた。同神社では「来年は一般参加者を招いて利酒会ができれば」と語っていた。
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