伊勢原 人物風土記
公開日:2023.07.28
市立図書館で写真展を開く「すまいるフォト和」の代表を務める
鈴木 彩夏さん
高森在住 30歳
命の煌めき伝えたい
○…「生きものたちにも感情があり、行動には理由があり、表情もある―」。SNSを通じて集まったメンバーで立ち上げたグループが8月1日(火)から13日(日)まで、写真展を開催。各地の水族館で撮影した写真を、個性溢れるタイトルと解説付きで展示する。「煌めく命を感じ、水族館に行きたくなってくれたら嬉しい。生きものへの恩返しにもなるから」と話す。
○…海老名市出身。高校生の頃から気が付くと水族館に足を運ぶ自分に気づき、「前世がイルカだったんじゃないかと思うくらい」と笑う。次第にきれいな写真を撮りたいという思いにかられ「面白いイルカや、可愛いカワウソがいる」と聞き、仙台の水族館へ。以来、毎週仙台に足を運ぶようになるほど、命と向き合うことに魅了された。「今は3カ月に1回位」と笑う。
○…母親の影響で、自身も人の喜ぶことをしたいと思うように。高校生の時、ボランティアで障害のある子どもに3年間水泳を指導。初めは水を怖がっていた子どもが、最後の日に25m泳げるようになり「継続の大切さと福祉へのやりがいを感じ、もっと人のためになりたいと思うようになった」。専門学校を経て念願の福祉施設に勤務。しかし自身が病に倒れ、支えられる側へ。「人を支えることの大切さをあらためて実感し、何ができるか考えた」。現在は療養型の病院に勤務し、多くの人を支える。「これまで支えてくれた人たちに感謝を伝えたい」。
○…撮影には独自のやり方がある。「生きものに『来たよ』と語り掛け、仲良くなってから撮らせてもらう。するとすごく良い表情をしてくれる」とほほ笑む。今年から、毎日3回生きものの写真をツイッターに投稿。「一人でも何かを感じてくれたら嬉しい」。
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