笑顔の連鎖を大切に

　○…総合運動公園体育館前で11月23日（木・祝）に「やさしいマルシェ」を開催する伊勢原コモンズ運営委員会の委員長として、マルシェの準備に余念がない。「伊勢原にオーガニックにこだわったお店がたくさんあることを知ってもらえるいい機会。伊勢原の言良い所を詰め込んだイベントになる」と話す。

　○…平塚市出身。５歳から始めたクラシックバレエは18歳まで続けた。小学校３年から５年までカナダで過ごした経験から観光業に関心を持つようになる。大学では英語科に進み、卒業後リゾートホテルでフロント業務などに携わった。26歳で結婚、都内で新婚生活を始める。「バレエは体重管理が大変で、母が食に気を使ってくれていたので、自分も関心をもったのかも」と振り返る。

　○…生活クラブに入会したのは５年前。ママ友たちが利用していて、自身も「安心安全で美味しい」と実感できた。３年前に大住台に転居。子育てサークルでコモンズのメンバーと知り合い、運営委員会の活動に興味が。「子どもと一緒に参加できるイベントの企画に自分も携わりたいと思った。『やさしい食』を通して同じ意識をもつ仲間との出会いの場は、助け合いができ、刺激ももらえる。やさしさの連鎖を実感している」とほほ笑む。大学で論文を書くほど笑顔を大事にしている。「笑っていると楽しくなるし、何より怒っている自分が嫌。笑顔は連鎖します」と目を輝かせる。

　○…７歳、４歳、２歳の３人の子育てに奮闘中だが、大好きなアイドルの「推し活」がつかの間の癒しになっている。それまで家事と育児に没頭していたが、「夫との出会い以来のときめきがあった。母親から離れて私の時間を持つのも大切だと気が付きました」