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伊勢原 人物風土記

公開日:2024.01.05

はたちのつどい実行委員会の実行委員長をつとめる
加藤 開大(あきひろ)さん
東成瀬在住 20歳

何事も全力で挑む

 ○…市内の中学校出身者が集まり、実行委員会形式で開催される「伊勢原市はたちのつどい」。今年掲げたテーマは「栞命(けんめい)〜伊勢原 信じて羽ばたく〜」。「栞(しおり)には道しるべの意味があり、これから進むべき道を示す。20歳を迎え、これから多くの困難に直面することもあるが、自分を信じて懸命に乗り切っていこうという願いを込めた」と笑顔で話す。

 ○…石田小、成瀬中、向上高の出身。中学時代には生徒会長を務めたほか、バレーボール部の部長としても活躍した。「みんなで一緒に何か作るのが楽しかった。勉強も部活も生徒会もすべて100%の全力だった」と振り返る。淡々と過ぎていく大学生活を送る中で、実行委員の話が届くと「何か思い出になることをやるには良い機会」と参加。最初の会議で自ら委員長を引き受けた。人に気を遣う性格で、場の空気が悪くなるくらいなら自分が引き受けようと考えてしまう。「人が喜んでいると自分も嬉しくなる。逆に、友人が叱られていると、自分も落ち込むような子どもでした」と打ち明ける。

 ○…明治大学商学部に在籍。大学ではダンスサークルに所属する。中学の頃からKポップにはまり、今は週2回の練習に夢中だ。「友人の勧めで聴くようになった。高校ではダンス部がなかったからやっと夢が叶った」とほほ笑む。

 ○…中学校の友人たちと疎遠になってしまったことを後悔している。「式典を機にもう一度、親交を深めたい。自分と同じ思いの同級生も多いと思うので、会場内で『久しぶり、元気だった』という声がたくさん聴けることを楽しみにしている」と話す。1000人が参加する人生の区切りの場。「台無しにしたくない。100%の全力で成功させます」

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