神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
伊勢原版 公開:2025年1月31日 エリアトップへ

市総合防災訓練 災害時の連携強化へ 首都直下地震発生を想定

社会

公開:2025年1月31日

  • X
  • LINE
  • hatena
道路啓開訓練と上水道復旧訓練の様子
道路啓開訓練と上水道復旧訓練の様子

 県立伊勢原高等学校を主会場に1月26日、北地区の15自治会や災害協定を結ぶ企業など29の関係機関が参画し、総合防災訓練が開催された。発災時の防災行動や自主防災力の強化、関係機関との連携などが確認された。

 訓練は、30年以内に70%の確率で発生するとされる都心南部を震源とする最大震度6強(M7・3)の直下地震が発生、死者30人、避難者8780人、全壊830棟などを想定。

 訓練では午前9時に緊急地震速報やサイレンが流れると、各家庭やそれぞれの居場所でシェイクアウト訓練を実施、安否確認や被害状況の確認後、広域避難場所に指定された伊勢原高校に続々と避難を行った。

 会場では倒壊建物を想定し、救助犬や消防署・団が連携した救出・救助連携訓練、市建設業協会や管工事組合による道路啓開訓練や上下水道復旧訓練、市社会福祉協議会などによる災害ボランティア支援センター設置運営などが行われた。

 体育館では、間仕切りや段ボールベッドなどの資機材設置や取扱い訓練、避難所におけるペット同行避難の心得、避難生活での要配慮者への対応、災害ごみ処理などについて解説した。

 また、自衛隊炊事車によるカレーの炊き出し、自主防災会や三師会などによる臨時救護所設置運営や医薬品搬送連携訓練など、26項目にわたる訓練が実施された。

 萩原鉄也市長は「南海トラフ地震の発生率も80%に上がり、いつ大地震がくるかわからない。今回の訓練を契機に男性の視点、女性の視点に立った資材や機材の整備、自主防災会の育成・強化、防災意識の向上に努め、災害に強いまちを作っていきたい」と話した。

ロボット企業交流拠点ロボリンク

神奈川県の「さがみロボット産業特区」の取組みで生活支援ロボット発展へ

https://www.pref.kanagawa.jp/osirase/0604/robolink/index.html

<PR>

伊勢原版のトップニュース最新6

学びの成果が弁当に

成瀬小5年2組

学びの成果が弁当に

よろずやで21日から販売

3月21日

25年の歴史に幕

フレンドコンサート

25年の歴史に幕

3月16日、市民文化会館で

3月14日

大山菜の取組み学ぶ

バリ島農学部大学生

大山菜の取組み学ぶ

市内各地で農業交流

3月14日

橋の移設や歩道を整備

大山桜遊歩道

橋の移設や歩道を整備

3月中の開通目指す

3月7日

飯塚会長が緑十字金章

伊勢原交通安全協会

飯塚会長が緑十字金章

市内では2人目

3月7日

初の関東発表会へ

成瀬中演劇部

初の関東発表会へ

家族がテーマの創作脚本

2月28日

樹木葬と家族葬の「ゆかりえ」

小田急線「愛甲石田駅」徒歩すぐ。友引の日は無料相談会開催中。

https://www.fujimishikiten.co.jp/

<PR>

あっとほーむデスク

  • 3月21日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • あっとほーむデスク

    3月7日0:00更新

伊勢原版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

伊勢原版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年3月21日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook