神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
伊勢原版 公開:2025年6月20日 エリアトップへ

伊勢原RC 大山に多言語看板寄贈 インバウンド需要に対応

社会

公開:2025年6月20日

  • X
  • LINE
  • hatena
幕をはずす天野会長(右)と萩原市長
幕をはずす天野会長(右)と萩原市長

 伊勢原ロータリークラブ(天野耕一郎会長)がこのほど、大山観光案内多言語看板を市に寄贈。6月16日に看板を設置した市営大山第2駐車場の前で除幕式と感謝状の贈呈式が行われた。

 多言語看板の寄贈は、近年大山に、外国人観光客(インバウンド)が増加していることから、さらにインバウンド需要に対応しようと同クラブが国際奉仕事業の一環として寄贈したもの。クラブの国際奉仕委員会が中心となって看板設置を進めてきた。

 設置された多言語看板は、大山地域の観光振興に取り組む団体「大山観光振興会」が2024年に作成した、まちあるきイラストマップ「相州大山景観絵図」が描かれている。

 同マップには「大山山頂からの眺望」や「大山阿夫利神社下社」、「大山寺の紅葉」など市の景観条例に指定されている12の地域景観資源や大山固有の景観が、日本語をはじめ英語、中国語、韓国語で紹介されている。

 除幕式には同クラブの天野会長やクラブメンバー、萩原鉄也伊勢原市長が出席。冒頭で天野会長は「日本には美しい自然と豊かな歴史文化があり、海外の観光客に伝えるには多言語が必須。この取り組みで国際交流の輪が広がり、大山の魅力が世界中に広がることを期待している」とあいさつ。感謝状を贈った萩原市長は、同クラブのさまざま奉仕活動を称えながら「大山に多言語看板を使って、インバウンド客誘致に向けて伊勢原、大山の魅力を最大限に発揮させていただき、ホスピタリティの向上に努めてくいく」と語った。

 今回中国語と韓国語の翻訳を務めた沈春花さん(三光管工工業所専務取締役)は「大山の深い大歴史などがたくさんあったので、クラブのメンバーに意味を聞き、確認しながら翻訳に努めた」と翻訳の難しさを明かした。市商工観光課によれば昨年伊勢原を訪れた観光客は約200万人にのぼり、インバウンド客の統計は分からないものの、確実に増加しているという。

「ありがとう」を心から伝える家族葬

愛甲石田駅すぐの「ゆかりえ」。ご危篤・ご急逝で葬儀をお急ぎの方でもすぐに対応可能です。

https://www.fujimishikiten.co.jp/

<PR>

伊勢原版のトップニュース最新6

技術継承に一歩前進

大山こま

技術継承に一歩前進

若手市民有志が担い手に

7月11日

仕事と子育ての両立推進

伊勢原市

仕事と子育ての両立推進

市長が職員と直接対話

7月11日

幕末明治の大山、1冊に

大住台在住菅原順子さん

幕末明治の大山、1冊に

外国人の視点から紐解く

7月4日

令和の大改修が完了

大山阿夫利神社

令和の大改修が完了

テーマは「繋がる」

7月4日

日本チームが初優勝

災害救助犬世界大会

日本チームが初優勝

市内スクールから出場

6月27日

「漬物石」が新スポーツに

「漬物石」が新スポーツに

伊勢原発「スライドストーン」

6月27日

あっとほーむデスク

伊勢原版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

伊勢原版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年7月11日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Facebook