伊勢原 社会
公開日：2025.07.18
Ｓｕｎｎｙ─ｏｎ
日向石再び生活に
源太夫窯で陶芸体験
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村山さん（左）から手ほどきを受ける参加者
日向石の歴史を陶芸を通じて学んでもらおうと、民間団体「Ｓｕｎｎｙ─ｏｎ」が７月12日と13日の２日間、市内石田の源太夫窯（村山恵子代表）で日向石陶芸体験会を開催した。
江戸時代から石材として広く用いられ、50年程前まで採掘されていた日向石。その日向石を再び生活に取り入れてもらおうと活動する同団体の思いに村山さんが賛同し、同体験会が企画された。
参加者は、日向石について学んだ後、講師を務めた村山さんらの指導のもと、日向石が練り込まれた粘土を使って実際に湯呑や小鉢、角皿などを成型していった。
近所から参加したという女性は「思った以上に難しかったが、自分としては上手くできた方だと思う。良い経験ができた。日向石が練り込まれた土はマーブル模様がきれいで、手触りも良かった」と話す。
同団体の荻野貴文さんは「陶芸の楽しさと日向石の歴史・文化を感じてもらえたらうれしい」と体験会後、参加者らにあいさつした。
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