伊勢原 社会
公開日:2025.08.05
岡崎在住湯口さん
ミニチュアハウスの世界
家具や小物も全て手作り
伊勢原市岡崎在住の湯口昌子さんが創作した「ミニチュアハウス」が伊勢原南公民館のロビーに置かれたショーケースに展示され、来場者らを楽しませている。
ミニチュアハウスは、「スチレンボード」と呼ばれる、発泡スチロールの一種であるポリスチレンを原料とした板材などで、建物や家具などを製作。食器や植木などの小物を粘土で、ほかにもペットボトルの蓋などをリサイクルして「植木鉢」にするなど、すべて手作り。ほとんどの材料は100円ショップで購入できるという。
和洋にこだわらず、デザイン案は、インテリア雑誌やYou Tubeなどの動画サイトを参考に、独学で製作する。
意識しているのはサイズ感や全体のバランスと色彩感覚。「手芸屋さんなどでハウスに使えそうな材料を物色したり、いろいろな動画を見て想像するのが楽しい」と話す湯口さん。
小さい頃から手先が器用だった湯口さん。ミニチュアハウス以外にもパッチワークやトールペイント、手芸、裁縫、ガーデニングなど自宅でできるものがお気に入りだという。裁縫に至っては、子どもたちに洋服を手作りしていた時期もあり、孫のために「リカちゃん人形」の洋服も作ってしまうほど。
観てくれた方に「すごい、作るの大変でしょ」などと感想をもらうのがなによりうれしと話す湯口さん。「毎月1回のペースで展示作品を変えていきたい」とまだまだ創作欲は尽きないようだ。
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