市内の農家に一泊し、農家の生活を体験する「農家体験留学」が7月22日、23日に実施され、小学校5年生・6年生の児童24人が、露地野菜や施設野菜、養鶏、畜産、花卉などの農家10軒にホームステイした。
この催しは農家の暮らしや作業を体験することで子ども達に農業への理解を深めてもらおうと27年前から毎年この時期に開催されている。
綾瀬市深谷中の野菜農家・綱島義光さん宅に留学した6年生の男児2人はじゃがいもの収穫や仕分け、トマトの出荷作業、とれたての野菜でピザ作りなどを体験した。初日のじゃがいも掘りでは汗をぬぐいながら収穫したじゃがいもの仕分けなどを行い、「学校の授業でもこういう授業が好き」、「両親が家庭菜園をしているのでおもしろい」などと話していた。
イベント後の23日午後には「消費者交流会」も開かれ、農家と参加者は交流を深めていた。