神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
綾瀬版 公開:2011年12月16日 エリアトップへ

綾瀬市 電話で防災無線を再聴 1月下旬の運用開始めざす

社会

公開:2011年12月16日

  • X
  • LINE
  • hatena
市の情報を継続発信できる
市の情報を継続発信できる

 綾瀬市は防災行政用無線が聞き取れなかった場合にフリーダイヤルで再聴できる、音声応答システムの導入を進めている。

 これは防災無線で放送した内容が録音され、市が指定した番号に電話をかけると市民は負担なく最新の放送内容を聞くことができるサービス。3回線設置され、導入には15万1千円かけられた。1月にテスト等を行い、下旬から2月上旬の運用開始をめざしている。携帯電話からの利用も可能。

 市では1988年から一般家庭に設置できる防災無線の個別受信機の貸出を行なっているが、受信機の不具合による修繕や対応に時間がかかっている実情もある。計画停電の情報を無線で発信した3月下旬頃は臨時で10人の職員を加え対応にあたったが、職員が電話から離れられない状況にもなった。システムの開始により「職員が敏速に事態対応できるようになるのでは」と担当の安全安心課は期待を寄せている。運用開始については市のホームページと広報で告知される。

 また、防災無線については、2007年から携帯電話やパソコンで受信できる「安全安心メール」で、一部緊急を要する放送の配信も行なっている。 

災害時用ブログも

 市では災害時も継続的に情報発信できる体制を整えるため、12月1日から「災害時用ブログ」を開始した。

 3月11日の東日本大震災で青森県にある市のサーバーがダウンし、一時ホームページ閲覧ができなくなった。このブログはその際に臨時で活用したものを公式化したもの。1カ所のサーバーから発信しているホームページに対し、複数のサーバーを有するブログは、災害発生時でも継続的に情報発信することができる。通常時は月1回程度防災情報などを更新し、緊急時には随時アップしていく。

 ブログについての問合せは市情報システム課【電話】0467(70)5639まで。URLはhttp://blogs.yahoo.co.jp/bosaiayase
 

綾瀬版のローカルニュース最新6

兄弟で手入れ

兄弟で手入れ

小園の栗原さん

1月24日

600人が疾走

600人が疾走

市駅伝に158チーム

1月24日

防災の誓い新たに

防災の誓い新たに

470人 消防出初式

1月24日

キムチ作りで韓国を身近に

早川自治会館で寄席

早川自治会館で寄席

社会人落語家7人出演

1月24日

5年生に体験語る

寺尾本町の金子さん

5年生に体験語る

「心のバリアフリーも」

1月24日

あっとほーむデスク

  • 1月24日0:00更新

  • 12月13日0:00更新

  • 11月29日0:00更新

綾瀬版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2020年1月24日号

お問い合わせ

外部リンク