4月26日に投開票が行われた綾瀬市議会議員選挙で議員の顔ぶれが決まったことを受け、市議会派の構成がこのほど決まった。1期・2期の新人議員で構成される「志政あやせ」が所属6人の保守系最大派閥となり、3〜6期のベテラン議員が所属する「あやせ未来会議」が5人で、第2会派になった。
志政あやせは、2期目になる武藤俊宏氏・橘川佳彦氏・笠間昇氏に加え、今回初当選を果たした古市正氏・齊藤慶吾氏・金江大志氏の6人が所属する。武藤氏は「積極的に学ぶため、期数の浅い議員で集まった。勉強会などを定期的に開き、スキルアップを図る」としている。
あやせ未来会議に所属するのは、ベテラン議員の増田淳一郎氏・安藤多惠子氏・青栁愼氏・佐竹百里氏・比留川政彦氏の5人。保守系最大会派だった3人と、民主党の佐竹氏が所属し議会改革を進めていた「改革フォーラム」の2人が党派を超え、会派を結成したという。
「市民のため、市政発展のため、幅のある世代・人脈・経験を活かし、これまでなしえなかった議会改革をしていきたい」と、同会派では話している。
新議長に青栁氏
5月13日には市議会臨時会が開催され、議長・副議長が選出された。議長にはあやせ未来会議の青栁愼氏が、副議長には同会派の佐竹百里氏が指名選出された。