市が昨年10月から行っていた文化会館の改修工事が、このほど完了した。同館では市内初のネーミングライツが導入され、8月1日から「綾瀬市オーエンス文化会館(田中恵吾館長=人物風土記=)」の愛称で再始動する。
施設老朽化に伴い、安全で快適な利用環境確保のため行われていた工事。屋上防水や外壁をはじめ、中央公民館エレベーター、同公民館と文化会館大ホールのアスベスト除去、監視カメラ増設等IT部位、昇降装置や釣りもの(幕など)の大ホール舞台機構装置、古い照明の入れ替えや一部LED化など大ホール舞台照明設備の7項目で、改修が行われた。IT部位以外については、防衛省の補助金が充てられている。
愛称の命名権を得た(株)オーエンス(大木一雄代表取締役/東京都)は、中央公民館と文化会館の指定管理者にもなっており、今後は市民の文化芸術・生涯学習の拠点として、サービス向上に努めていく。ネーミングライツ使用期限は、2020年3月31日までの4年8カ月間。